『仮面ライダー龍騎』と戦い続けた仮面ライダー龍騎
正義(せいぎ、英: justice、仏: justice、独: Gerechtigkeit、羅: jūstitia、希: δικαιοσύνη)とは、倫理、合理性、法律、自然法、宗教、公正なにもとづく道徳的な正しさに関する概念である。
出典:ウィキペディア
変身!仮面ライダーこんぬです
最近仮面ライダー龍騎TV本編を見直したので今日は龍騎の記事にします
最近は北村弁護士や浅倉が本人出演したりと割と話題になっている作品でもあるかと。
「戦わなければ生き残れない!」をキャッチコピーとして
ライダー同士が己の願いをかなえるために最期の一人になるまで殺し合う
放送当時僕は中学生
ライダーで人気だったのは
王蛇とタイガでしたね
廊下でクリスタルブレイクするのがやたら流行っていました
見返してみての感想は
思ったより乱戦が少なく、ライダーバトルという成分が当時より薄く感じました
というよりも意外に人物間の関係性の矢印が濃く、面白いなと。
当時はライダーがドンパチやってる方がメインだったので
歳とったな~自分、と複雑な心境w
後は展開も思ってたよりは遅めで、
浅倉と香川教授陣営の登場が物語を加速させるポイントになっていたとおも。
僕は起爆剤となった浅倉威/仮面ライダー王蛇が好きです
理由としては
・強いから
・自分に正直に生きているから
・意外と普通な一面も見せるところ
○大変惜しいと思うところ
批判というか愛故の慟哭と思っていただきたい
演技力がもっとあればよかったと…!本当に…!
(誰とは言わないが)
どうしても引っ張られてしまうんだよね。演技をしているという現実に
もどかしい。気になる。
大きな不満はここだけ。
○最終回の展開について
いろいろネット上でも物議を醸した展開であり
当時も「あれはねーわ」なんて意見がちらほらありましたが
「仮面ライダー龍騎」に一番相応しい[終わり]と[始まり]
と思っています
だって
真司が戦い続けた末にやっと辿り着いた結末じゃないですか。
誰かを守るためにライダーになって
友を知って、願いを知って
騙されて、悩んで、迷って
それでも最期まで誰かを助けるために戦い続けた
何も変わらないようで、確かに真司が変えていったもの
それは優衣ちゃんであり
蓮や北岡、手塚でもあり
走り続けた軌跡が大きな運命を、神崎士郎を変えた
確かにこの戦いに正義と呼べるものはなかったかもしれない
誰もがエゴとエゴをぶつけ合い、願いを求めて戦い合った
その中で
仮面ライダー龍騎は誰よりも激しく戦っていた
誰かを守るために
「ライダーバトル」という番組コンセプトと、
『仮面ライダー龍騎』と真司は戦い続けた
これが正義でなくて、何だというのか
正義って言うのは主観的なものだと思うし
エゴとは裏表みたいなものだとも思う
兄の願いから始まった世界は
やがて妹の願いによって終わりを告げる
それが真司の最期につぶやいた願いだったから
正義とか正しさとか、そういう観念とは関係なく
やっと、報われたような気がして嬉しくなるのだ
ボロボロになっても変身ポーズを決めていた城戸真司は
15年経った今でも最高にかっこいいヒーローだった