PBR case1 踏切
おまじない
陳腐なメロディに
不思議な言葉
童謡によく似たものだ
年端もいかない少年少女にとっては
他のお遊びとなんら変わらない
唾垂らし笑う太陽の下で
無垢な心だからこそ浸透していくのだ
ところで、この奇妙なお遊びは
いったい、誰から伸びた枝だったか
オマジナイ
それは
影と
踊るお呪い
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イライラしているときというのは
頭なのか心なのか
心だとすればそれは一体どこにあるのか…
自分の行動を妨げる要因
「私」にとってそれが今この場合、目の前にある開かずの踏み切りというわけだった
日差しはとても強く
照り付けるという表現がぴったりなほどの快晴。
踏み切りの向こうにひとつ
ゆっくりと頷く人影
初対面ではない
はずだった
出会ったことはない
はずだった
瞳が吸い込むように
周りのものが滲んで見える
心が吸い込まれるように
踏み切りと響き合う棘が
消えていく
手を伸ばせば届きそうな距離に、確かにいる
そんな感覚だった
この辺りの人々にとっては
車の濁流も
右目ばかり光る信号機も
見慣れた、いつも通りのことでつまりは日常。
だからいつも通り、やたらに長い踏み切りがいつも通り、待っている
はずだった
電車爆破のテロニュースが三日ほど液晶を塗りつぶした
『仮面ライダー龍騎』と戦い続けた仮面ライダー龍騎
正義(せいぎ、英: justice、仏: justice、独: Gerechtigkeit、羅: jūstitia、希: δικαιοσύνη)とは、倫理、合理性、法律、自然法、宗教、公正なにもとづく道徳的な正しさに関する概念である。
出典:ウィキペディア
変身!仮面ライダーこんぬです
最近仮面ライダー龍騎TV本編を見直したので今日は龍騎の記事にします
最近は北村弁護士や浅倉が本人出演したりと割と話題になっている作品でもあるかと。
「戦わなければ生き残れない!」をキャッチコピーとして
ライダー同士が己の願いをかなえるために最期の一人になるまで殺し合う
放送当時僕は中学生
ライダーで人気だったのは
王蛇とタイガでしたね
廊下でクリスタルブレイクするのがやたら流行っていました
見返してみての感想は
思ったより乱戦が少なく、ライダーバトルという成分が当時より薄く感じました
というよりも意外に人物間の関係性の矢印が濃く、面白いなと。
当時はライダーがドンパチやってる方がメインだったので
歳とったな~自分、と複雑な心境w
後は展開も思ってたよりは遅めで、
浅倉と香川教授陣営の登場が物語を加速させるポイントになっていたとおも。
僕は起爆剤となった浅倉威/仮面ライダー王蛇が好きです
理由としては
・強いから
・自分に正直に生きているから
・意外と普通な一面も見せるところ
○大変惜しいと思うところ
批判というか愛故の慟哭と思っていただきたい
演技力がもっとあればよかったと…!本当に…!
(誰とは言わないが)
どうしても引っ張られてしまうんだよね。演技をしているという現実に
もどかしい。気になる。
大きな不満はここだけ。
○最終回の展開について
いろいろネット上でも物議を醸した展開であり
当時も「あれはねーわ」なんて意見がちらほらありましたが
「仮面ライダー龍騎」に一番相応しい[終わり]と[始まり]
と思っています
だって
真司が戦い続けた末にやっと辿り着いた結末じゃないですか。
誰かを守るためにライダーになって
友を知って、願いを知って
騙されて、悩んで、迷って
それでも最期まで誰かを助けるために戦い続けた
何も変わらないようで、確かに真司が変えていったもの
それは優衣ちゃんであり
蓮や北岡、手塚でもあり
走り続けた軌跡が大きな運命を、神崎士郎を変えた
確かにこの戦いに正義と呼べるものはなかったかもしれない
誰もがエゴとエゴをぶつけ合い、願いを求めて戦い合った
その中で
仮面ライダー龍騎は誰よりも激しく戦っていた
誰かを守るために
「ライダーバトル」という番組コンセプトと、
『仮面ライダー龍騎』と真司は戦い続けた
これが正義でなくて、何だというのか
正義って言うのは主観的なものだと思うし
エゴとは裏表みたいなものだとも思う
兄の願いから始まった世界は
やがて妹の願いによって終わりを告げる
それが真司の最期につぶやいた願いだったから
正義とか正しさとか、そういう観念とは関係なく
やっと、報われたような気がして嬉しくなるのだ
ボロボロになっても変身ポーズを決めていた城戸真司は
15年経った今でも最高にかっこいいヒーローだった
箸休め
夜は炭水化物抜きダイエットのこんぬです
たまにはね
どうでもいいこともしゃべらないと疲れるのでね
らっこさんが手をつないで寝ているところを見たいです
おわり
ペルソナ4の爪痕 花村陽介という影 後編
ようこそベルベットこんぬです
※ペルソナシリーズのネタバレを多分に含む可能性があります(今更
ペルソナ4って他シリーズに負けず劣らず魅力的なキャラが多いですよね
みなさんのフェイバリットは誰ですか?
まぁ好みは人それぞれあると思いますが
この人っていうお客人、結構いるんじゃないですかね?
僕はこの花村陽介君が
ペルソナシリーズというくくりでもトップクラスに好きなキャラクターとなりました
どの辺りが好きなのかをプロファイリングしてみます
・かっこいい
・かわいい
・いいやつ
・なんだかんだ頼りになる
・ギャグもシリアスもこなす
・熱すぎる友情
・悲恋
・抱えた影への共感
・ジライヤ
・小回り効くしマハスクはいいぞ
・行くぜ相棒!→いい返事だ!
・ポッケのアメちゃん
・ヘッドフォン
一応断っておきますが僕はホモではありません
妻子もいます
ざっくり言うといいやつ。
自転車で急所を強打、さらに頭からゴミ箱につっこむなど中々のインパクトで登場する
「残念なイケメン」(成長ステータスも運だけマジで伸びなかったね)
今後一年という限られた時間を共に過ごす中で
時にはバイトを手伝い
時には抱きしめ
時には殴りあう
共に戦う心強い相棒
周りにはいそうでいなかった
手を伸ばせば届きそうな
そこにいるのに存在しない
それでもこんな奴が友達だったらいいなと本気で思えるクラスメイト
その花村陽介というキャラクターの構成要素
これはペルソナシリーズの特性である
会話において台詞のない主人公という部分も大いに関係していると思われる
ストーリーを回すためには主人公の「心の声」だけでは味気ない。
他のキャラが喋ることで初めて自然になる流れがある。しかも多分に。
言わずもがな番長には番長の魅力がある
キャラの容姿とペルソナ、ほんのり香る厨二要素とそっとしておく寛容さetc…
たとえ台詞がなくとも、プレイヤーの分身としてでなく
1キャラクターとしてしっかり立っている
そもそも喋らないだけの分身なら8年も戦うことはできなかったはず。
そう、だからこそ花村陽介というキャラが立ってくると思っているのです
番長と花村陽介は強力無比な相乗効果を作り出す
文字通り最高の相棒。トニオさんのチーズ食った億康の気持ちよ!
別ベクトルとは言い切れないが、絶妙に方向性の違う二人の主人公
そういう感覚でプレイしていたこともある
この感覚を決定付ける要因のひとつは序盤から登場する小西先輩だろう。
片思いの先輩に映画のチケットを渡す高校生男子
しかし深い霧はそんな日常に暗い影を落とす
いなくなった先輩は、死んだのだ
真夜中のテレビに映ったのは先輩の姿なのか
夢か幻か、異世界へ飛び込む
この酒屋に木霊する声は本当に先輩の声なのか
目の前にいる、確かに見覚えのある男は誰なのか…
まだチュートリアルだ。自由行動はできないゲーム序盤。
ストーリーは陽介を中心にして確かに回り始め
今後立ち向かうべく闇の一端を垣間見せる
ここで存在感失わない番長もたいしたものだけど
やっぱり展開含め、
シャドウの登場が早めだったことも含め(笑
陽介にあたるスポットライトの光量は凄まじい。
生々しいほど生き生きとしたもう一人の陽介
えぐる。容赦なく。
でもその嘲りは決して自分に当てはまらないとはいえなかった。
ただのお調子者だと思っていた、知り合ったばかりのこのクラスメイトは
テレビの前にいる自分と何も変わらない
普通に恋をして、人付き合いに悩み、背伸びをしたい年頃の男子だった
だからこそこのクラスメイトを守るためにゴルフクラブを全力で振るうのだ
そして自分自身と向き合える強い心が、“力”へと変わる
ジライヤいいよね…
「行くぜ相棒!」
もう何度聞いたかわからない
どれほどあの街にいただろうか
どれほど同じ出会いと同じ別れを繰り返しただろうか
どれほど同じ笑いを、涙をこぼしただろうか
これがペルソナ4の爪痕。
その片鱗
ペルソナ5は掛け値なしに素晴らしいゲームだった
ガイドブックに載っていないことを知っているのに
それでも真エンドを探してさまよう
もう一人の自分が無意識に求めているのかもしれないね
順平が嫌いだとか、竜司が気に食わないとかではない
好き嫌いの話じゃない
じゃないのに
比べてしまう小さな自分がいる
向き合える強い心が、ほしいところではある
はぁ…空、高いな。
先輩、見てっかな…
俺らんこと、笑ってるかな。
先輩…俺、ちゃんと生きるから。
自分ごまかさずに、だまさずに…
今日みたいな日も、前みたいに
くすぶって過ごす日も、大事な1日…
先輩が生きられなかった1日だから…
ここで、俺、生きてくから。
>陽介は優しく笑っている…
おわり
ペルソナ4の爪痕 花村陽介という影 前編
どうも這い寄るこんぬです
みなさんペルソナ5やってます?
みなさんどのシリーズが好きでしょうか
それぞれいいところがたくさんありますよね
女神異聞録ペルソナとの出会いについては以前の記事で書きました
いまや時は流れナンバリングはついに5まできましたね…
本当に待った甲斐があり、素晴らしいゲームでした。
ところでペルソナ5が世に出るまでの8年間
地上波アニメ
完全版
格ゲー
etc…
と、さまざま仮面を付け替えながら戦い続けたのが
ご存知 ペルソナ4ですね
ここから認知度がぐっと上がった気がします
ニコニコ動画の削除された動画に宣伝ついてたんでしたっけ?とか
TSに続く(あっちはアニオリだけど)地上波アニメペルソナってこともあり
大量の新規客人を獲得するに至ったのでは?では?
実は僕このゲーム発売したとき
3もそうなんですけど
やりませんでした
僕の中の懐古虫が「こんなのペルソナじゃねえ!」っていってました(爆
ほんとおバカ…
まぁ結果としてどんなきっかけだか忘れましたけどやるわけですけろ
いやぁとんでもない名作でね
びっくりしすぎて漏れそう
ゲームであんなにボロボロ泣いたのはFF9くらいですね
ゲームとしても面白くやりこみがいがあって、チャージ八艘が楽しくて
ストーリーも謎を追いかけていく過程がすごく楽しくて。結構ひっかけやらどんでん返しがあってね。本気で犯人はクマだと思ってたよあたしゃ。
3のシステムをベースにしつつ、「天候」というRPGには必要なさそうな新要素が入ってきて、それを展開の節目にしつつ複線をからめていく
晴れの日のBGMいいよね…
僕初めて買ったゲームのサントラこれです。
3からといえば
いまやシリーズの代名詞ともなった心のつながりというか
「コミュニティ」の充実ね
まさか部活が選べるとは思わなんだ…
部活が選べるって言うのもそうだし
僕が田舎出身ていうのもあるけど
こうリアルに青春を感じられるのって僕は4なんですよね
キラキラしてて、ちょっと切なくて
いいやつもいて、いやなやつもいて
そういう「高校生らしさ」をすごく感じるから、ストーリーにも入り込めるし
「なんかこいつ気に食わねぇな」って本気で思えたり
でも想像もつかないようなストレスを抱えてたり、それを知って涙したり
まさに一喜一憂できる
また別の日常がある箱庭、それが僕にとってのペルソナ4でした
そして1や2を思い出すもう一人の自分との対話ね
これをがっつりやってくれたのが本当によかった!ネタに振り切れてても熱いものは熱い!
自分自身と向き合える強い心が力へと変わる…
I'll face myselfホント目黒さんっぽくて好き。どのverも。
あとは「なんだいつものアトラスか」と言わしめるきっつい展開もそうなんだけど
すごくポップで明るい印象を受けるのに
ちゃんと「らしさ」というか、不穏な空気が漂っているバランスが絶妙で
後半そのバランスがどんどん崩れていくんだけど
仲間と一緒にその闇に立ち向かっていくっていう構図がすごくベタでいいよね…
いいことばっかり書いてますが
ペルソナ4の残した爪痕っていうのはつまりそういうことであって
つづく
うんこロードはひらかれた???
こんばんは、こんぬです。
昨日から新しい部署に配属になったのですが、今日はさっそく飲み会でした。
アルコールのおかげでまったく頭が働かないので今日はぐだぐだです。
僕には0歳10ヶ月の息子がいるのだけど、これがなかなかかわいいです。
朝は寝ているうちに仕事にいくし、夜は眠ってから帰宅するから接する機会は必然的に少ないのだけど
それでも出先でよその子をみると、うちの息子はダントツでかわいいな...なんて思います。
顔が愛くるしいのはもちろん、ちょっとぬけてる感じも可愛いし自我がでてきてかわいいし、動くようになってかわいい。
とりあえずかわいい。
お小遣いもほぼないし好きな時に好きなことができない生活になったけど、
僕のウルフオルフェノクのフィギュアもどんどん目立たないところに追いやられてしまったけど、
結婚して子供をつくった今だからこそ感じられる幸せもたくさんあるもんだなあと思うわけです。
明日からはまた長ったらしく語った記事を更新します。
おやすみなさい。
今蘇るW / 探偵に愛と花束を 編集後記
どうも二人で一人のこんぬです
編集後記になります。よろしゅう。
まず感想です
悔しいです。笑
正直できたときは初めてってこともあって…相当舞い上がったんですけど、
こうしてみると「あそこが入ってないやん!」とか「ここよりあっちのが~」とか
そんなんばっかりです。
具体的に…もっといれたかった!と思っているのは
●若菜
●尻彦さんの最後
●加頭に牙を向く冴子さん
●単身で若菜救出に現れる翔太郎
●エクストリームVSユートピア
●おやっさん/スカル
●大道克己/エターナル
などです。
まぁ下二つは最初から割り切ってました。
テレビシリーズだけで作らないと収拾がつかなくなるのが目に見えていたからです笑
でもこの曲使っといておやっさんゼロはちょっとやっちまったか
まぁ…歌ってるからオッケー☆(ローラ)
あとは感想書きます
○一番で変身しないことにこだわった結果
戦闘シーンが減りました。ごっそり。笑
これはもうこの曲でいくならと最初から決めていました
というかこの曲は前提だったので最初っからですね
(Wは挿入歌含めてかっこいい曲が多すぎるので、迷ったといえば迷いましたが)
右左二人の関係性とふk…照井刑事のやり場のない怒りとか
をみっちりやりたいと思った結果ですね
なのでこの辺はおおむね満足です
照井さんに尺割きすぎたかとも思いました。
サビ前丸々シュラウドはどうなのかとも思いました
でも今はこれで納得しています
○どうすれば二人の仮面ライダーを魅せられるのか
なんとなくサイクロンジョーカーのシーンが少なくなってしまったので、
印象的だったシーンを曲の節目節目に置いています
後はWの醍醐味であるメモリチェンジを生かした戦闘は二番の頭に入れようかと思って
結果なんかヒートが目立ってますね笑
ってかアクセル目立ちスギィ!!(歓喜
そして長いシーン多すぎ
やっぱかっこいいアクション多いですねアクセル。
覚えてるシーンも多かったから、すんなり選んでいけました
素晴らしい!(欲望おじ
○愛するものたちのチョイス
「愛するものを~」って歌詞があるので、
各々愛を感じるキャラクターを散りばめてみました
Wを見ていて僕が感動したエピソードや関係、
印象に残った人を置いてみました
○誰しも、完璧ではない
この歌詞の部分には園崎家を置くと決めていたのでその通りやりました
そりゃもうこの家族しかいないでしょ…
それぞれの最期をクリアにして重ねてみました。
フィリップの部分は迷いに迷ってよくわかんなくなりましたが、
ここから初エクストリームにつなげられたのでよかったかな。
○二人の絆を強く感じるカットを
二番サビ終わりですね。燃える地球の本棚。
もっといろいろな二人のカットを入れたほうがいいかなと思っています。
これはこれで気に入っています
○結果出番の遅くなったファング
まさかの最期の戦闘シーンがファングストライザーになりましたwwなんでwwwww
○ラストのクリアで重ねたシーン
最後の最後で優柔不断を発揮しました
選べなかったのでああしました。
ああするならもっといろんなカットを、細かく刻んで入れたかった…!
でもあのシーンはあのままのほうが美しいとも思えて…う~ん
まぁ初めてにしては健闘したんじゃないでしょうか?
みなさんもこんな動画でよろしければ、
思い出に浸りながら
風の街を守り続ける二人で一人の仮面ライダーに
イイネ!してみてはいかがですか(コジキ
次は555か剣をやりたいです。
もしこれやってくれみたいなご要望ありましたらぜひお待ちしてます!
おわり